【SCIO GAPテスト対策】スコア63%→81%まで上げた私の勉強法|実際に使った教材やコツを紹介!
こんにちは、amelieです。この記事では、チェコの大学入試で使われる「SCIO GAPテスト」の勉強法やスコアアップのコツについて、自分の実体験をもとに紹介します。
私はこのテストを4回受験しました。スコアの推移は以下の通りです。
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1回目:63%
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2回目:74%
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3回目:81%(最高スコア)
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4回目:70%(体調不良で大幅ダウン)
4回目は高熱と頭痛で朦朧とする中なんとか受験したのですが、集中力がもたず苦戦しました💦そのため、提出されたのは3回目の81%のスコアです。
テストは何度でも受験可能で、自動的に最高スコアのみが大学に送られます。自分のベストコンディションと学習状況を見ながら、複数回受験するのがおすすめです。
私がやった対策①|英語長文・語彙編
GAPテストの前半は英語力を測る問題で構成されており、特に語彙力と長文読解力が問われます。
● 読解対策には「News in Levels」
私は毎日、News in Levels というサイトのLevel 3の記事を1日5本程度読むようにしていました。
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ニュースがCEFRレベルに合わせて3段階で書かれており、英文を読む習慣をつけるのに最適。
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特にLevel 3はGAPテストの英語と同じくらいの難易度です。
「英文を読むのがしんどい…」という人は、興味のあるトピックからスタートするのが続けやすくておすすめです。
● 語彙対策には「激戦!英単語」アプリ
隙間時間に使える無料のスマホアプリ。私は三段までやりましたが、少しマニアックな単語が多めだった印象です。
ただし、個人的にはGAPテストでよく出る単語は「LEAP」や「Target1900」に載っているような基本〜中堅レベルの語彙を確実に覚えることが最優先だと感じました。
私がやった対策②|論理・数学・グラフ編
テスト後半は数学的思考力や論理的推論が問われるセクションで、ここで点数を稼げるかが大きなカギでした。なぜなら日本の高校生が習う数学のレベルは世界トップレベルであり、ほかの学生と大きく差を図れると思ったからです。
● SAT Math Easy Practice(erik the red)
eriktheredというサイトで公開されているSAT Math練習問題はとても良質です。
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すべて英語で出題されているため、数学を英語で解く感覚を養うのにぴったり。
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難易度はGAPテスト後半とかなり近いと感じました。
このサイトは無料で問題も多いので、数学に苦手意識がある人ほど触れてみてほしいです。
● 「アインシュタインのなぞなぞ」も意外と効果あり
試験直前に、論理パズル的な感覚をつけるために「アインシュタインのなぞなぞ(Einstein's Riddle)」と呼ばれる問題に挑戦していました。
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英語で調べるとたくさん出てきます。
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回答に時間はかかるけど、論理的に情報を整理する訓練になりました。
直接GAPテストに出るわけではないですが、「情報を素早く取捨選択する訓練」には確実に役立ちました。
なお、日本の就活で使われるSPI(特にSPI非言語)も、GAPテストの後半対策にかなり似ている部分があってオススメです。特に表の読み取り、割合、場合の数、推論系の問題は構造が似ていて、頭の使い方の練習になります。
市販のSPI対策本を1冊買っておいて、解きやすい問題だけつまみ食いして解いてみるだけでも、論理的思考のトレーニングになりますよ。
さらにSCIOのサイト内ではGAPの過去問が一年間分掲載されています。難しい問題も多いので、問題形式に慣れるためにも過去問チェックはかなり大事です!
私が工夫したこと・学んだこと
● 1回の受験で完璧を目指さない
GAPテストは「最高スコアのみが大学に送られる」仕組みなので、練習と本番を兼ねて複数回受けてOKです。私自身も「1回目で感覚をつかむ → 2・3回目で本気出す」スタイルでした。
● わからない問題は飛ばす
● 時差対策:深夜受験のつらさ
日本からオンライン受験する場合、試験はチェコ時間で実施されるため、日本では深夜1~2時スタートになることが多いです。
私は前日に16時に寝て、10時ごろに起きてから試験まで英語の復習をするなど、生活リズムを調整しました。
万全の体調と集中力が必要なので、試験前日はなるべく睡眠時間を調整してください。
● 水分の取りすぎ注意
試験中はトイレ離席が一切できません。
私が失敗したのは、緊張から試験直前に大量の水を飲んでしまい、途中からトイレのことしか考えられなくなった回があったこと…。
集中力が切れる原因になるので、直前の水分は控えめにするのが無難です。
最後に|「SCIOは慣れが大事」
正直に言うと、最初は得体の知れないテストに不安も大きかったです。でも、回数を重ねるうちに出題傾向や制限時間の感覚がつかめるようになり、少しずつスコアも上がっていきました。
「大学合格に必要だから…」という義務感だけでなく、「ゲーム感覚でパズルを解くようなつもりで楽しんで」挑むのも1つの戦略です。
自分に合った教材と方法を見つけて、焦らず取り組んでみてくださいね。
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