チェコビザ攻略① 最初にやること
・2025年秋からチェコの大学の学士過程に正規留学予定
・地方住み
・高校時代に一年間のベルギー留学
・今はギャップターム中
「お前が高校時代に留学してたことなんて興味ねーよ」、なんて声が聞こえてきそうですが、この情報、後々超大事になってくるので見過ごしてください。(笑)
それでは今日の本題に移りましょう。今回の記事では、以下の2点に絞って解説します:
✔ パスポートの更新
✔ 生活費の証明(預金残高証明+チェコ語翻訳)
※情報はすべて2025年6月時点のもので、チェコ大使館の最新情報を必ずご確認ください。
チェコの長期ビザとは?
チェコに90日以上滞在する場合は「長期ビザ」または「長期滞在許可」が必要です。これはチェコの内務省がチェコに滞在する外国人に出す、「あなた、私たちの国にいてもいいわよ」という書類で、取得するのに時間と労力がかかる大変なものです。
必要な書類(2025年6月現在)
1. ビザ申請書(チェコ語)
2. カラー写真3枚
3. パスポート(原本+コピー)
4. 滞在目的の証明書(入学許可証)
5. 生活費証明書(預金残高証明+チェコ語翻訳)
6. クレジットカード(本人名義)
7. 住居証明書
8. 海外旅行保険の保険証券
9. 無犯罪証明書(アポスティーユ付き)
STEP①:パスポートの有効期限をチェック!
長期ビザ申請には、「チェコ滞在期間+90日以上」の有効期限が必要です。
私の旧パスポートは2026年5月まで有効でしたが、一時帰国を予定に入れた留学予定期間、(2025年10月~2026年6月)を考えると条件を満たさず、更新が必要でした。
ただ、パスポートの更新は通常「有効期限1年未満」からでないと受け付けてもらえません。
🔑 そこでどうしたか?
✔都道府県の旅券センターに事前相談
✔ 「チェコへの正規留学が決定している」という理由を説明
✔外務省宛の申請理由書を提出
✔ 4月上旬時点での申請 → その二週間後に無事、更新できました!
🌟補足:2025年3月24日以降の新パスポートはICカード入りのプラスチック製ページで、発行まで2週間~最大1ヶ月かかることもあるので、早めの行動がカギです!
なぜ有効期限が「1年未満」になるのを待たずに更新したのか?
上記の通りパスポートの更新は「有効期限が1年未満になってから」でないとできないのですが、私はその1ヵ月待つ余裕がありませんでした。
なぜなら――
ビザ申請に必要な各種書類(無犯罪証明書、預金残高証明の翻訳依頼、入学許可証の原本郵送など)を進める際に、身分証明として求められるのは運転免許証やマイナンバーカードではなく、“パスポート”であることが多いからです。
つまり、
✔パスポートなしだと書類準備が一切進まない=完全に足止めを食らう
✔しかもパスポートの更新には申請から受け取りまで最大1ヶ月かかる
この2点が重なると、ビザ申請スケジュール全体に甚大なダメージを与えかねません。
そのため私は、留学目的での更新を理由に特別に早期のパスポート更新を認めてもらいました。
STEP②:生活費の証明を準備しよう!
留学中の生活を支えるだけの資金証明もビザに必要です。
私の場合は以下の流れで準備しました⬇
【STEP 1】銀行で「預金残高証明書(英語)」を発行
私は、チェコの就学ビザ申請に必要な「十分な生活費があることを証明する書類」として、銀行で預金残高証明書(英語版)を発行してもらいました。残高は大使館の記載通り半年で約55万円以上です。私の場合、発行手数料は約1,000円で、申請から自宅に届くまでにおよそ10日ほどかかりました。
発行時には「英語版でお願いします」と伝えることを忘れずに。日本語版だとビザの申請には使えませんのでご注意を。
【STEP 2】チェコ語翻訳を依頼
チェコ語訳には、チェコ語の専門翻訳者が必要です。
私が依頼した流れ:
-
チェコ語翻訳者ディレクトリから検索
-
経験豊富な翻訳者さんに直接連絡
-
PDFで納品してもらい、自宅でプリントアウトする
ちなみに、預金残高証明書のチェコ語訳についてですが、これは翻訳会社や翻訳者から紙の原本を郵送してもらう必要はありません。実際にチェコ大使館に直接確認したのですが、PDFなどのデータで受け取った翻訳を自分で印刷したもので問題ないとのことでした。わざわざ原本を郵送してもらう手間や時間をかけずに済むので、かなり助かりました。
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